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話題のPlaudnoteを使ってみた – 実際どうなの?というリアルな感想

2025.04.24

最近、少しずつ名前を聞くようになってきた「Plaudnote」。
会議の録音・文字起こし・要約をしてくれるAIデバイスですが、「実際どんな感じなのか?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、実際に使ってみた感想をまとめてみました。

バッテリー持ちは意外と良い

まず驚いたのは、Plaudnote本体のバッテリーの持ちです。
AIガジェットはバッテリーがネックになりがちですが、思ったよりも長く使えました。
公式サイトに書かれている「30時間」は伊達ではありません。

録音環境が悪くても問題なし

「静かな会議室でないと使えないのでは?」と思っていましたが、
実際はかなり騒がしい場所でもしっかりと機能してくれました。

驚いたのは、会議に関係のない雑音や雑談をある程度スルーして、
会議に関係のある部分だけを文字起こししてくれる点です。これは非常に実用的だと感じました。

文字起こしの流れ

文字起こしの流れは、ざっくり以下のようになります:

  • 録音(Plaudnote本体で)
  • BluetoothまたはWi-Fi経由でiPhoneと同期
  • iPhoneからWebにアップロードし、文字起こしと要約を生成

生成された要約や音声ファイルは、Webやアプリからダウンロード可能です。
さらに便利なのが、Plaudnote本体がなくても、iPhoneのボイスメモで録音した音声をアプリにインポートすれば、同様に文字起こしできる点です。
これは地味ですが非常にありがたい機能です。

少し気になる点も

注意点もあります。PlaudnoteとiPhoneを接続していると、iPhone側のバッテリーがかなり減る印象があります。
外出先で使用する場合は、iPhoneの充電状況にも気を配ったほうが良いかもしれません。

また、文字起こしの精度については、「会議に参加していた人であれば大まかな内容は分かる」というレベルで、精度としては60〜70点程度に感じました。
「あれ、そんな話してたっけ?」と思う部分や、専門用語が正しく認識されないこともあります。
ただし、辞書機能があるため、ある程度は改善が可能です。

精度を求めるなら補助ツールの活用がおすすめ

文字起こし後の内容を整理・補完したい場合は、GoogleのNotebookLMChatGPT(o3)を併用することをおすすめします。
要点の抽出や誤認識の修正には、これらのAIツールが非常に役立ちます。
Plaudnoteと組み合わせて使用することで、実用性がさらに高まります

Proプランを使っているならオリジナルでプロンプトを作るのもおすすめ。
より自分に合ったものが出力されます。

もう少し精度が欲しいときもありますが、
文字起こしツール側は日進月歩でよくなっているみたいなので
今後に期待ですね!

この記事を書いた人

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