Hetznerって何??

2026.06.26

クラウドといえば AWS・Azure・GCP の3強。でも、世界中の個人開発者やスタートアップが密かに使い倒している「第4の選択肢」があります。ドイツの Hetzner(ヘッツナー) です。名前は地味。けれど、その安さを知ると戻れなくなる人が続出しています。


Hetznerとは

Hetznerは、ドイツの老舗ホスティング事業者です(1997年創業)。専用サーバー・VPS・クラウド・ストレージなどを、とにかく安く提供することで、コストにシビアな開発者から世界的に支持されています。

ポイントは、ストレージ専業ではなく「総合クラウド事業者」だということ。AWSのように、サーバーからストレージ、ネットワークまでひと通り揃います。違いは、その値段です。

https://www.hetzner.com

何がすごいのか:圧倒的なコスパ

もっとも有名なのが、その安さです。「同じくらいのスペックなら、大手クラウドの 数分の一」と言われることもあります。さらに、使った分だけ青天井に増える従量課金ではなく、料金が読みやすい のも大きな魅力です。「月末の請求書を見て青ざめる」が起きにくいのです。

Hetznerで使えるもの(ラインナップ)

Hetznerが「総合クラウド」であることが分かるよう、主なサービスを並べてみます。

サービスこれは何か
Hetzner CloudVPS・クラウドサーバー。ARM版もあり、月数ユーロ程度から使える主力サービス
専用サーバー1台まるごと借りる高性能サーバー。中古を安く買えるサーバーオークションも人気
Storage Boxバックアップ向けの大容量ストレージ(1〜20TB)。SFTP・SMB・WebDAVなどでアクセス
Object StorageS3互換のオブジェクトストレージ。AWS向けのコードをほぼそのまま使える
ネットワーク系ロードバランサー、ファイアウォール、追加ボリュームなど、構成に必要な部品も一通り

アプリを動かすサーバーそのものまで安く揃う。これがHetznerの本当の強みです。

【エンジニア向け】こんな場面で刺さる

  • 個人開発・サイドプロジェクト:とにかく安いので、趣味の開発でも財布が痛まない
  • スタートアップの検証・小〜中規模の本番:インフラ費を大きく圧縮できる
  • バックアップ置き場:Storage Box が定番
  • S3互換で乗り換えやすい:Object Storage はS3互換なので、AWS SDK や、たとえばLaravelの config/filesystems.phpendpoint を向けるだけで使えることが多い

正直な注意点

  • データセンターがドイツ・フィンランド・米国にあり、日本(アジア)にはない。日本のユーザー向けに大量配信する本番用途では、速度面で不利になることがあります
  • サポートは基本的に 英語(日本語サポートなし)

まとめ

Hetznerは、万能ではありません。
日本向けの本番サービスをメインで動かすなら、日本リージョンを持つ大手が無難ですが

でも、「コストを抑えたい」「検証環境を安く回したい」「バックアップ置き場が欲しい」――そんな場面では、驚くほど刺さります。クラウドを 「とりあえずAWS」で即決する前に、選択肢のひとつにHetznerを加えておく。それだけで、コストの上限がぐっと下げられるかもしれません。


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この記事を書いた人

Takeno

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2025年6月入社。Webに携わることなら何でも出来るようになりたいエンジニアです。 面白そうな技術があればとりあえずやってみます!

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